梅田望夫のブログで存在を知り、ここしばらくの仕事に対するモヤモヤした感じをどうにかできるか、と買ってみた。早速、通勤の友として連れ出した(3/12)。
何というか、熱い本だ。この著者の本を買うのも読むのも初めてなのだけど、こんなに熱い人だったんだね。数年前から書店で平積みにされていることが多く、著者の名前だけは覚えていたんだけど。
熱いというか、むしろ煽動的というべきか。書かれている内容すべてを肯定的に受け取ることはできないのだけど、それでも「熱」が伝わってくる。ふと気付く と、自分の中に「使命(ミッション)」を探していたりする。そういう意味では確かに「火をつける」本ではある。タイトルに偽りなし、と言える。
仕事に熱くなれ、というのはたやすい。けれど、みながみな熱くなれる仕事に就いているわけじゃない。そういう反論が出てくる。これが間違っている。熱くなれ ないようなものを仕事にするな、ということなのだ。その状態(仕事に熱くなれない)は自分自身にとっても、周囲にとっても(たとえば雇用者)不幸なことだ から。仕事とは嫌でも好きでも人生のほとんどの部分をつぎ込むことになるもの。それを「好き」になれないとしたら、人生がみじめなものになる。
ほら、やっぱり熱くなってる。
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