予定どおり三連休の内に読了。複数の事件が重なるようで重ならず、つながるようでつながっていない。そんな印象がずっとつきまとう内容だったが、京極堂の登場ですっきりと解決。ある意味では「絡新婦の理」の鏡像とでも言うべき作品だった。
本作では京極堂が死者(事件の被害者たち)の物語を語る場面が登場する。彼らが事件とどのように関わり、何故死んでしまったのか、それを死者の視点から再構成する。それを読んでいて、ふと「死者の代弁者」([著]オースン・スコット・カード)を思い出した。
予定どおり三連休の内に読了。複数の事件が重なるようで重ならず、つながるようでつながっていない。そんな印象がずっとつきまとう内容だったが、京極堂の登場ですっきりと解決。ある意味では「絡新婦の理」の鏡像とでも言うべき作品だった。
本作では京極堂が死者(事件の被害者たち)の物語を語る場面が登場する。彼らが事件とどのように関わり、何故死んでしまったのか、それを死者の視点から再構成する。それを読んでいて、ふと「死者の代弁者」([著]オースン・スコット・カード)を思い出した。
発売日に買ってきてからほぼ一ヶ月。ずっと読み始める機会をうかがいつつ枕元に積んであった。例によって例のごとくの分厚さのため、まとまった時間が取れ、なおかつ気合いが入らないと読み切れないなぁ、となかなか手をつけられずにいた。昨夜、ふと手にとりパラパラとページをめくる内に読み始めてしまった。現在、160ページを越えたあたり。京極と関口のかけあいが始まったところだ。総ページ数817の内の1/5を読んだことになる。ま、今週末は三連休。そこで読み切ることができるだろう。それにしても寝転んで読むのにはツラい重量だよな。
ちなみに京極の作品との出会いは、その新書らしからぬ分厚さに驚いて手に取った「姑獲鳥の夏」(うぶめのなつ)。1994年の発行だけど、買ったのは1996年のようだ。もう10年だ。京極堂のシリーズ、手元にそろっているのでちょっと書き出してみる。
| 書名 | ふりがな | 初版発行年月 | 総ページ数 |
|---|---|---|---|
| 姑獲鳥の夏 | うぶめのなつ | 1994/09 | 429 |
| 魍魎の匣 | もうりょうのはこ | 1995/01 | 683 |
| 狂骨の夢 | きょうこつのゆめ | 1995/05 | 577 |
| 鉄鼠の檻 | てっそのおり | 1996/01 | 825 |
| 絡新婦の理 | じょろうぐものことわり | 1996/11 | 829 |
| 塗仏の宴 宴の支度 | ぬりぼとけのうたげ うたげのしたく | 1998/03 | 613 |
| 塗仏の宴 宴の始末 | ぬりぼとけのうたげ うたげのしまつ | 1998/09 | 635 |
| 陰摩羅鬼の瑕 | おんもらきのきず | 2003/08 | 749 |
| 邪魅の雫 | じゃみのしずく | 2006/09 | 817 |
6,157ページ。積み上げると35cmになった。
読了したのは先週の土曜日(2006-10-28)。コンピュータのシミュレーションプログラムが小道具として使われているのだけど、それを実行するのがスーパーファミコンだっていうのが時代を感じさせるね(この小説が最初に刊行されたのは1994年)。とはいえ、スーファミで日本の歴史(2000年ほどを丸ごと)をシミュレーションっていうのはいくら何でもムリがありすぎるよな。