2006-11-01

邪魅の雫 ([著]京極夏彦)

発売日に買ってきてからほぼ一ヶ月。ずっと読み始める機会をうかがいつつ枕元に積んであった。例によって例のごとくの分厚さのため、まとまった時間が取れ、なおかつ気合いが入らないと読み切れないなぁ、となかなか手をつけられずにいた。昨夜、ふと手にとりパラパラとページをめくる内に読み始めてしまった。現在、160ページを越えたあたり。京極と関口のかけあいが始まったところだ。総ページ数817の内の1/5を読んだことになる。ま、今週末は三連休。そこで読み切ることができるだろう。それにしても寝転んで読むのにはツラい重量だよな。

ちなみに京極の作品との出会いは、その新書らしからぬ分厚さに驚いて手に取った「姑獲鳥の夏」(うぶめのなつ)。1994年の発行だけど、買ったのは1996年のようだ。もう10年だ。京極堂のシリーズ、手元にそろっているのでちょっと書き出してみる。

書名 ふりがな 初版発行年月 総ページ数
姑獲鳥の夏 うぶめのなつ 1994/09 429
魍魎の匣 もうりょうのはこ 1995/01 683
狂骨の夢 きょうこつのゆめ 1995/05 577
鉄鼠の檻 てっそのおり 1996/01 825
絡新婦の理 じょろうぐものことわり 1996/11 829
塗仏の宴 宴の支度 ぬりぼとけのうたげ うたげのしたく 1998/03 613
塗仏の宴 宴の始末 ぬりぼとけのうたげ うたげのしまつ 1998/09 635
陰摩羅鬼の瑕 おんもらきのきず 2003/08 749
邪魅の雫 じゃみのしずく 2006/09 817

6,157ページ。積み上げると35cmになった。

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