毎日、何かを読もう。少しでも良いから読もう。 で、それを記録していく。ただ、淡々と記録してみる。
予定どおり三連休の内に読了。複数の事件が重なるようで重ならず、つながるようでつながっていない。そんな印象がずっとつきまとう内容だったが、京極堂の登場ですっきりと解決。ある意味では「絡新婦の理」の鏡像とでも言うべき作品だった。
本作では京極堂が死者(事件の被害者たち)の物語を語る場面が登場する。彼らが事件とどのように関わり、何故死んでしまったのか、それを死者の視点から再構成する。それを読んでいて、ふと「死者の代弁者」([著]オースン・スコット・カード)を思い出した。
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