2008-06-24

史上最大の発明アルゴリズム -- 現代社会を造りあげた根本原理 ([著]デイビッド・バーリンスキ, [訳]林大, [版]早川書房) #2

第2章の話題はペアノの公理。

第3章は形式的な命題計算について。読んでいてGEBを思い出した。

この本、アルゴリズムが話題なのか? いや、アルゴリズムという言葉の意味が、わたしの思うものと少しずれているようだ。プログラムの「ロジック(ステップとして表された手続き)」を意味するそれではなく、計算とは何かという問いへの答えとしての概念なのだ。だから、(目次によれば)後半でゲーデルやチューリングの名前が出てくるのだろう。

GEBを思い出すのも当然か。

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