2006-10-18

もしもウサギにコーチがいたら ([著]伊藤守)

最初の章「コーチングとは何か」と続く「コーチングのStep 1」を読んだ。別に誰かにコーチングしたいわけじゃない。誰かをコーチングしなければならないわけでもない。いや、一人、コーチングしたい奴がいる。というかコーチングでも何でもしてどうにかしてやりたい奴がいる。どうにもわがままで、怠堕で、何かって言うとすぐに「メンドウだ」と口ぐせのように言う奴が、知り合いに、それもごく近しい知り合いに一人いる。それは自分自身だ。

「コーチングとは何か」は

実際にあなたがウサギをコーチするとなったら、何をどのようにするのか具体的な策が必要です。・・・(中略)・・・この状況でウサギが考えを変え、自発的に行動を変えるようになるために、「あなたがコーチならウサギとどう接するか」について考えてみてください。 (p.31)

としめくくられている。この「ウサギ」を「自分自身」に置き換えて読んでみよう。それで、できれば自分自身が

個人の能力をいかんなく発揮し、仕事や人生そのものを豊かにする (p.27)

ことができるようにコーチしてやろう。

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