2006-10-12

漱石文明論集 ([編]三好行雄)

『私の個人主義』を読んだ。初めてこの講演記録に触れたのは、中学か高校の教科書だった。以来、何度になるか。 今日思い至ったことがある。それは、前半に書かれていることは、成長のプロセスだったんだ、ということ。漱石の言葉を借りれば、おう悩(か、漢字が出ない)の果てに啓発を得る。 これは人が人生の中で何度も繰り返すことで、その度に成長する。あまり、おう悩したくはないけど、悩むことなしに成長もない。

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