2008-09-23

もっとも美しい数学 -- ゲーム理論 ([著]トム・ジーグフリード, [訳]冨永星, [版]文藝春秋) #4

以下、要約のようなメモ。

第二章

  • ゲーム理論は経済学の普遍的な体系になりうる。
  • → アダム・スミスの思想のニュートン化
  • 「ゲーム理論と経済行動」(ノイマン, モルゲンシュテルン)
  • → 近代ゲーム理論の成立
  • 二つの単純な着想:
    • 効用: 求めるものを測る尺度
    • 戦略: どうやって手に入れるかという手段
  • たいていの場合、効用は自明ないしは明確に定義できる(と考える)。一方で、戦略は単純ではない。
  • ノイマンが証明したこと:
    • 二人ゼロ和ゲーム全般について
      実行可能な最良の戦略を見つける術が存在する。

さらにまとめると・・・近代ゲーム理論はノイマンに始まり、それは戦略についての研究である。さらにノイマンはモルゲンシュテルンとの共著でゲーム理論が経済学のための数学になりうることを示唆した、と。(ちょっと長いゾ)

0 件のコメント:

コメントを投稿