全体は4部(chapter)構成。それぞれのタイトルは以下のとおり。
- CHAPTER 01: スケジュール ハック! -- 「コントロールとロックンロール」
- CHAPTER 02: コミュニケーション ハック! -- 「シナプスとパピルス」
- CHAPTER 03: 情報 ハック! -- 「ログとカタログ」
- CHAPTER 04: 発想 ハック! -- 「モードとムード」
それぞれの chapter のサブタイトル(というか「」でくくられた部分)が内容を象徴する言葉。筆者によれば「コンセプトをひとことに集約」(p.123)してあるとのこと。韻を踏むペアになっていて覚えやすい。個人的には「ロックンロール」と「パピルス」はピンとこないけど、「ログとカタログ」、「モードとムード」はペアの語呂も良いし、何より言葉とコンセプトが直結している。つまり・・・
(p.178 - 179)
・・・無意識に行っていることも含めてログに残していき、・・・
・・・自分自身の情報を公開するようになると、・・・
・・・まるでカタログを眺めるようにして、さまざまな情報を眺めることができます。
・・・ログを残しながら、同時にそれが誰かにとってのカタログになっていく。
というのが「ログとカタログ」。一方・・・
(p.220)
ここで紹介しているハックは、こうした他人への依存から脱却するテクニックでもあります。自分でモードを設定することで、自分でムードを作っていく。他人に影響されないで、自分で自分の気持ちをコントロールする。
「モードとムード」はこんな感じ。
ここで出ていくる「コントロール」がキーワード。CHAPTER 01 でもスケジュールを作って、その通りに行動するっていうのは「自分で自分自身をコントロールする。自分の時間をコントロールする」(p.66)ことだとある。その直後には、こう書かれている。
(p.66)
それは、他人に流されることなく、自分自身のリズムで生きていくということでもあります。
思えば「ハック」というのは、困難な状況をどうにかするための行動、言い換えれば、自分にとって都合の良いように状況をコントロールするっていうことなんだろう。だから「ライフハック」は人生を自分自身をコントロールすることを意味するのだ。なるほど〜(`・ω・´)
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