第1部 基礎を固める/第1章ソフトウェアコンストラクションへようこそ、を読んだ。馴染みの薄い「コンストラクション」という言葉が使われているのだけど、「コンストラクション」とは「プログラミング」と同じ意味で使う、と書いてある。定義しなければならないような言葉を使うのは何故だろう。何か目的があるのか?
ともあれ、p8より引用:
・・・古典的な研究は、コンストラクションにおける個々のプログラマの生産性には10倍から20倍もの開きがあることを示している・・・本書では、最も優れたプログラマが既に取り入れているテクニックを、すべてのプログラマが習得できるように手助けする。
この本に書かれている内容をマスターすれば最も優れたプログラマの一人になれるということ。目次を見る限りでは網羅的だし、上巻下巻合わせたページ数と重量のことを考えれば各項目の記述も豊富なのだろう。きっと良いプログラマになれるだろう。とはいえ、この分量ではこれからプログラミングを学ぼうという人は気後れするかも。(最も)優れたプログラマへの道は遠い。
目次を眺めると、下巻の方がおもしろそうだ。
良い悪いは別にして、プログラミングの本と言えば「ソフトウェア作法」と「プログラム書法」(あとは K&R ぐらい)しかなかった頃が懐しい。
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